男性保育士を目指す人が少ないのは?独特の悩み

  • 2016.08.27 Saturday
  • 19:58

最近ではメジャーになってきた男性保育士。

現役の保育士として考えると、力仕事をおまかせできたり、子どもたちと元気いっぱい走り回れたり、女性のみの職場より雰囲気がよくなる、というメリットがありますね。

 

しかし、増えてきたとはいえまだまだ数が少ない男性保育士。

いったいなぜ、保育士を目指す男性は少ないのでしょうか?職場の男性保育士の悩みを元に、調べてみました。

男性保育士

 

待遇の低さがネック

 

手取りの給料があまり多くない現状を不安に思いながら保育士をしている男性の多くは、自分の将来をハッキリと思い描けないという悩みを抱えているものです。

 

とくに、独身の男性保育士の多くが「こんな薄給で結婚できないよな…」、「家族を十分に養っていけるのだろうか…」という悩みを抱えています。

 

他業種と比べても、収入面では保育士の仕事は決して多いとはいえず、むしろ低所得の部類に入ります。

就職してまもなくは、他業種の男性と比較しても収入の差は大きいとはいえません。しかし、これが30代に入ってくると、比べるのもイヤになるような大きい差になっていることも珍しくありません。

 

 

他の業種と比べて、待遇の差は?

 

たとえば、私の同級生の友人は、製薬会社の工場に勤めていて、年収は700万円を超えました。

一方で、保育士という国家資格を持つ保育士の私は、330万円ほどです。

 

仕事をしている時間はもちろん、休みもそれほど変わりませんが、年収が倍ほど違ってくると、女性と出会えるチャンスがあっても自信を持つことができませんし、さらには結婚してやっていけるかについても不安になってしまいます。

 

それでも、年収が少ないことによって結婚できなくなるわけではなく、男性保育士のなかでも結婚されて家庭を持っている方が多くいるのも事実です。ただ、奥さんが完全に家庭に入っているというケースは少なく、多くが夫婦共働きを選択しているようです。

 

勤続年数によって、少なからず給料は上がっていきますが、それでも手取りで30万円を超えるケースはほとんどありません。そのため、男性が保育士としてもらえる給料だけで家族を養っていくことは、残念ながら難しいと言わざるを得ません。

 

 

保育士であるメリットは大きい

 

けれども、男性の収入だけで家族の生活が路頭に迷ってしまうことはまずありません。なにより、職業柄子育てに関する知識は豊富

 

ですから、自分の子どもが産まれてからは、育児にその経験を活かすことができるはずです。それだけに結婚してからプラスになることが多いのも、保育士ならではの魅力となることでしょう。

 

保育士という仕事に理解のある女性であれば、結婚後もあなたや家庭を共に支えながら幸せな生活を送ることができるのではないでしょうか。

保育園の種類とは(認可、認可外)

  • 2016.08.26 Friday
  • 19:52

前回は、保育所と保育園、託児所の違いをご紹介しました。

種類もたくさんある保育所ですが、中でも一番違いについて気をつけなくてはいけないのは、施設の内容です。

保育園と保育所

 

施設の内容の違い


大きく分けると、認可保育所と認可外保育所がありますよね。

待機児童問題解消のために多くの施設がありますが、この二つについては大きな違いがあるので注意が必要です。


それは預ける保護者にとってもメリットデメリットがあります。

同じようにそこで働く保育士さんについてもメリットデメリットがあるのです。

 

認可保育所のメリットは

まず、認可保育所ですが、ここでは国が定める規定を満たしている必要があります。
それは職員の数であったり、施設の敷地面積であったりします。

 

認可保育所になると、0歳の赤ちゃんなら保育士1人につき3人までとなっていて手厚い保育を行うことができます。
認可保育所になると、保育園としての歴史も古いでしょうからベテランの保育士さんもたくさんいます。

 

保護者にしてみると、ベテランの保育士さんと一緒に子育てをしているように感じて、心強い味方としています。
あなたも認可保育所で働くとなると、そういった子育て支援の役割を大きく担うことになり、育児相談を受けることも増えるでしょう。

 

いい加減な返事をしていては保護者からのクレーム対象にもなりますので、より一層、知識を深めていくことが必要になります。

 

認可保育所のデメリットと認可外

しかし、認可保育所はデメリットもあります。

それは認可保育所の数が劇的に足りていないということです。
首都圏では常に満員状態で、順番待ちをしている保育所も珍しくありません。

 

そこで、そんな待機児童の受け皿としているのが、認可外保育所なんです。
認可外保育所になると、「託児所」や「ベビーホテル」または駅の中にある「小規模保育」のような施設を思い浮かべるかと思います。

 

しかし、認可外保育所はこれだけではないのです。
認可保育所として開園したいと思い、認可が下りるのを待っているという保育所もたくさんあります。

そのため、きちんとした園庭があったり、敷地面積も十分な認可外保育所と言うのもあるのです。


これは自治体が負担が大きくなるのを懸念して、認可をしないというのが原因です。

そこで、認可外保育所で働く保育士さんは給料が不安定だったり、施設のメンテナンスにお金が回らなかったりすることもあるのです。

 

求人をみるときには注意
新しいからといって求人をみて飛び込むのではなく、本当にこの保育所はどんなことを目的にしているのか?というのが重要になってくるのです。

 

求人を見る時に注意して欲しいのは、認可外保育所でも、どの保育所よりも保育に力を注いでいる保育所があるということに気をつけましょう。
とにかく、園長先生と事前に話をするなどしてその保育所の雰囲気を少しでも感じ取れるようにしておきましょう。

 

保育所と保育園は何が違う?

  • 2016.08.25 Thursday
  • 19:52

似ているようで違う、そんなイメージを持っていませんか?
保育園と保育所というと、どこからどこまでが保育園でどこからどこまでが保育所何だろう・・・と迷ってしまいますよね。

そこで、このとっても似ている保育園と保育所について何がどう違うのか、詳しく見ていきましょう。

保育園と保育所

 

保育園と保育所の違いは?

 

社会福祉法人でも、株式会社でも、個人経営でも保育施設を運営するとなると、管轄は厚生労働省になります。
児童福祉法に基づく施設で、「家庭での保育に欠ける児童を預かる」といった目的で運営されます。

 

この全ての保育施設を「保育所」というのです。

なので、この保育所の中には公立があれば私立もあり、認可もあれば無認可もあるんですね。


しかし、世間を見てみると、ほとんどの保育施設では「〇〇保育園」と名付けています。

これは法的拘束が名称に関してはほとんどないので、運営側が「保育園」と名称をつければそれで運営できるのです。


もう少し噛み砕いて言いますと、診療所のことを「〇〇クリニック」というのと同じなんですね。

 

正式名称は「保育所」だけど、そうすると少しレトロな感じがする。
「幼稚園」という呼び方との語呂合わせも兼ね備えたい、ということからほとんどの施設で「保育園」とつけているのです。

 

くどいようですが、「〇〇保育園という保育所」というのが、本当の所なんですね。

 

 

保育所って求人情報に書いてるのは何?

 

ここまで違いはあるようで、ないと書いてきましたがそれは書類上の事だけです。
求人情報に記載する時は、実は「保育所」と書いてある施設もあります。

これは保育園との区別を図った結果なんですね。

 

では何が区別したいのかというと、保育園との規模の違いなどです。


世間一般的に、保育所というのは、保育園よりも小さめな規模の保育施設になります。

最近では、小規模保育園なども増えてきましたが、それと同じことを表します。


求人情報などに「〇〇保育所」としているのなら、園児の数が少ない。

または、施設の敷地面積が狭い、ということを考えた方がいいですね。

 

託児所は保育所とは異なる

 

また、保育所と同じような分類でいるのが「託児所」です。
保育園や保育所とはまた違った環境を感じますよね。

託児所についてはまた違った役割をもっていて基本的に乳児だけを預かる施設になります。


事業所内保育などを行っているところではこのスペースを「託児所」としている所もあります。

また、最近では「キッズスペース」などという名称でも呼ばれます。


しかしこれらの施設であっても全ては「保育所」の一部であり、託児所を保育所としている場合もあるのです。

つまり、施設長の意見が大きく取り入れられているんですね。

企業内保育所とは(その2)

  • 2016.08.24 Wednesday
  • 19:52

企業内保育所で働く時の注意点

 

大企業であれば、安定して働き続けることができます。
なぜなら大企業と言うのはよほどのことがない限り、安定運営をしているからです。

 

企業内保育所の儲けが期待できないからと言ってすぐに閉鎖してしまうことはほとんどありません。
従業員の数も多いので、利用者も多くなり施設としても安定運営できるでしょう。

 

しかし、この安定した職場と言うのは他の保育士さんからしてみてもとても魅力的な職場です。
転職するのなら、大企業の企業内保育所がいい!という人もたくさんいるでしょう。

 

実際、転職サイトなどで人気の求人と言うのはそう言った大企業のものから埋まっていきます。
しかし採用する人は1人か2人と言ったところで、狭き門なのです。

企業内保育所

 

倍率の高い企業内保育所に転職するには

 

そこで、大企業の企業内保育所で働くためには、自分の保育理念と言うものが必要になってきます。
面接官は保育の事に関しては、素人かもしれませんが、採用試験についてはプロ中のプロです。

大企業の人事担当ともなりますと、人となりを見抜く力も優れています。

 

ここで、ただお給料がいいから、という理由で転職を求めてますということになったら、採用にはならないでしょう。
採用側としては保育経験を重視していることが多いので、明確に自分のスキルなどを相手に伝えることが必要になります。

 

企業内保育所だからといって「保育の質」が変わるわけではありません。
子ども1人1人と真剣に向き合うという姿勢が必要になってくるんですね。

 

また、企業内保育所であると、保育園には存在する園長先生が存在しません。


何か困った時、対処しなくてはいけない時。

あなたの臨機応変な対応が必要な職場でもあるのです。

 

 

企業内保育所だから・・・と安易に決めてませんか?

 

企業内保育所は運動会のような大きなイベントもなく、残業もありません。
保育士にしてみれば負担の少ない職場でもあります。

 

しかしそれだけの理由で安易に転職を決めていませんか?


求人情報を見る時に、「企業内保育所」と書かれているだけで選んでいては後から大変な目にあうこともあります。

 

それは、もしかしたら企業の形態によっては夜間保育が必要になることもあります。
そうなると保育士さんも夜勤をしなくてはいけません。

また園児の定員も数人の所もあれば、数十人の所もあります。


クラス分けなどはほとんどしていないでしょうから、基本的に異年齢保育になります。

こういったところをよくよく考えて、転職先としてどうか、ということを考えていかなくてはいけないんですね。

 

企業内保育所とは(その1)

  • 2016.08.23 Tuesday
  • 19:52

首都圏では待機中移動問題が本当に深刻です。
そんな待機児童問題を少しでも解消しようとした取り組みで登場したのが、企業内保育です。

 

会社で働いている人が、同じ敷地内にある保育所に子どもを預けられるという便利さから注目が集まっています。

ではこの会社の中にある企業内保育所に勤めるのは本当にメリットばかりなのでしょうか?

企業内保育所

 

企業内保育所の現状は?

 

待機児童問題解消の切り札として華々しくデビューした企業内保育所ですが、現状はどうなっているのでしょうか?

 

開始された頃から比べると企業内保育所の数は約4000か所以上と増えてきています。
これはやはり働くお母さんが増えたことが大きな理由で、認可保育所に入れないと仕事復帰もできないという悩みの深さを示しています。

 

育児休暇は最大3年まで取れると法律で決まっています。
しかし、一般企業で3年も休むと職場復帰には大きな課題が残ります。

 

企業としても働き手を失い新しい人材を育てるのは痛手です。
そのため、企業内保育所を設置して、お母さんが働きやすい環境を作り上げようとしたんですね。

 

しかし、この企業内保育所、ほとんどの施設が認可外保育所となっていて、経営が困難になり閉鎖する施設も少なくないのです。
それはやはり認可外保育所なので、自治体からの助成が5年で打ち切られてしまうこともあります。

 

それ以上に利用者のニーズが思ったように伸びず、保育士の給料を賄えない企業もあるのです。
働くお母さんにとってはすごくありがたい施設ですが、働く保育士にとってはリスクを伴う職場でもあるのです。

 

企業内保育所で働く環境は?

 

勤務形態はその企業によって様々です。
正社員と同じ扱いをしてくれるところもあれば、契約職員、パート、アルバイトなどのところもあります。

 

ここには企業内保育所に対しての決まりが少なく、開園する企業の思惑で変わってくるということになるのです。
しかし、認可外保育所の中では比較的条件が良く、従業員数が1000人未満の企業内保育なら平均年収は310万円となっています。

これは他の保育士さんの平均年収とそこまで大きな差はありません。


正社員になると賞与も出ますので、年収が保育園で働くよりも増えたと思う人も多いようです。

更に従業員が1000人を超える大企業の企業内保育所になってくると、平均年収は620万円となっています。
公立保育園で働き続けた人並みの年収ですね。

 

大手企業であればあるほど、福利厚生や給与形態がしっかりしており、昇給も期待できます。
過酷な保育士の勤務状況から抜け出すことができるのも、この大企業の企業内保育所なのかもしれませんね。

 

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